選ばれた人間だけが乗れる車、スペチアーレ第5段『ラ フェラーリ』
こんにちは、中古車販売のモデルノです。
今回は、フェラーリのスペチアーレ第５段、初のハイブリッド963CV モデルのラ フェラーリについてお話ししたいと思います。
“Ferrari LaFerrari” by cagrigovcecik is licensed under CC BY 2.0
これまでのフェラーリとは違う、フェラーリとしては初のハイブリッドシステムを採用
出典『フェラーリ公式サイト』
ラフェラーリで特に印象的なのは、フェラーリ初のハイブリッドシステムです。
スーパーカーであれば排ガスは凄まじいですが、やはり環境問題は無視できなかったのでしょう。
“LaFerrari” by Justin Chan Photography is licensed under CC BY-ND 2.0
V12とエレクトリカルモーターを見事に統合させ、フェラーリらしくパワフルな走りと燃料削減に成功しました。
前スペチアーレのエンツォと比較した場合、二酸化炭素排出量を約50%削減したのです。
それでいて、最高速度は350km以上出す事ができ、次世代のあるべき姿のスーパーカーになっていると言えるのではないでしょうか。
スペック
| モデル | LA FERRARI | Enzo Ferrari |
| 登録年 | 2013 | 2002 |
| ■ドライブトレイン | ||
|---|---|---|
| エンジンタイプ | 水冷V型12気筒DOHC | 水冷V型12気筒DOHC |
| ボア×ストローク(mm) | φ94.0×75.2 | φ92.0×75.2 |
| 総排気量(cc) | 6262 | 5998 |
| 圧縮比 | 13.5:1 | 11.2:1 |
| 最高出力 | 800PS/9000rpm･システム最大出力:963PS | 680PS/7800rpm |
| 最高トルク | 71.4kgm/6750rpm･システム最大トルク:91.8kgm以上 | 67.0kgm/5500rpm |
| トランスミッション | 7速DCT | 6速セミAT |
| ■ボディ | ||
| 全長(mm) | 4702 | 4702 |
| 全幅(mm) | 1992 | 2035 |
| 全高(mm) | 1116 | 1147 |
| ホイールベース(mm) | 2650 | 2650 |
| トレッド前(mm) | – | 1660 |
| トレッド後(mm) | – | 1650 |
| 乾燥重量(kg) | – | 1255 |
| ■サスペンション | ||
| フロント | ダブルウィッシュボーン＋コイル/スタビライザー | ダブルウィッシュボーン＋コイル/スタビライザー |
| リヤ | マルチリンク＋コイル/スタビライザー | ダブルウィッシュボーン＋コイル/スタビライザー |
| ■タイヤ | ||
| フロント | 265/30･19 | 245/35ZR19 |
| リヤ | 345/30･20 | 345/35R20 |
| ■ブレーキ | ||
| フロント | ダブルウィッシュボーン＋コイル/スタビライザー | ベンチレーテッドディスク |
| リヤ | マルチリンク＋コイル/スタビライザー | ベンチレーテッドディスク |
前スペチアーレと比べると、全長は変わらないのですが、車高が更に23mm低くなり、車幅に関しても43mm狭くなり、よりコンパクトに抑えています。
生産台数は500台(うち、1件はチャリティ)
2013年3月8日のフェラーリの発表によれば、ラ・フェラーリはワールドプレミアより3日で、世界中から1000名以上の購入希望者が殺到したそうです。
価格は日本円で約1億6000万円。希望者の中でも、特定の条件を満たさないと購入できない、選ばれた人間のみが乗ることを許された正真正銘の特別なマシンでした。
終わりに
“FERRARI LaFERRARI” by Eddy Clio is licensed under CC BY-ND 2.0
いかがでしたか？
ラ フェラーリは高額だけでなく、一定の条件をクリアした顧客にしか売らないのは驚きですね。当店でも高価買取を行ってるのでラ フェラーリをお手放しの際は、是非当店にもお声掛けください。
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